教材の英語は聞き取れるのに、映画の英語は全然聞き取れない‥
リアルな英語聞き取るカギは「音の変化」と「イントネーション」だよ
こんにちは。アラフォー勤務医のくるりくらと申します。
昨年1年間の英語学習でTOEICスコアを学生時代の535から945に上げ、英語を使うことができるようになりました。
教材の英語は聞き取れるのに、字幕なしの映画は急に厳しくなりますよね。
これは学校で「音の変化」と「イントネーション」を全く学んでいないことが原因の一つです。
これを理解し練習を積めばリアルな英語を聞くというゴールに大きく近づきます。
この記事は
- 教材の英語は聞き取れるのにリアルな英語は聞き取れない
- 「音の変化」「イントネーション」を知らない
という方を対象に
- 「音の変化」「イントネーション」の概要
を紹介します。
音の変化、イントネーションとは
① 音の変化
音の変化とは文章の中で前後の音がくっついたり音が抜け落ちたりするものです。
何度聞いても書かれているように聞こえなかった経験はありませんか。
試しに「What do you want?」って読んでみてください
「ワット、ドゥ、ユゥ、ウォント」
私も「ワット、ドゥ、ユゥ、ウォント」って話されるものだとずっと思っていました。
そんな風に習ったし、そんな風に英語の授業で読んでいたように思います。
ネイティブの英語を聞き取ることができないの早口で話しているからだと思っていました。でも違ったのです。
そもそも発音される音が違っているのです。
期待している音と実際の音が違うのだから聞き取る事ができるわけがありません。
実際には「ワ・ダ・ヤ・ウォン」みたいに変化した形で発音されると思います。
違う音で発音されている、という事を意識するだけでも世界が大きく変わります。
② イントネーション
イントネーションとは文章の中での音の強弱です。
文章の中の単語はすべてが同じ強さで読まれるのではなく強弱がつけられます。
そして弱いイントネーションの単語の音は元の形を失います。
例えば「Some of them」のofは“オブ”とは読まれません。
これも早口で聞き取れないのではなく、そもそも音が変わっているのです。
弱く“ァ”と発音される感じです。
そもそも”オブ”って発音されてないんじゃ、頑張って聞こうとして無駄だね
何度も聞けば”オブ”と聞こえるはずと努力するのではなく「イントネーションが弱い単語は重要じゃないから聞こえなくてもいいや」と意識を変えると文章全体の理解が向上します。
音の変化やイントネーションの具体的学習法
「Mastering the American Accent」は発音の関するベストセラーです。世界の英語学習者が利用しているだけあって内容はお墨付きです。
内容のメインは発音(母音や子音)ですが、音の変化やイントネーションの章が設けられており基本的事項を学習することができます。
基本的を抑えた後はひたすらリアルな英語を聞いて体で覚えるようにしていきます。
「音の変化」や「イントネーション」を含めたリスニングの強化法はこちらの記事を参照ください。
まとめ
リアルな英語を聞き取ることが難しい原因として「音の変化」と「イントネーション」について紹介しました。
音の変化とは音の変化とは文章の中で前後の音がくっついたり音が抜け落ちたりするものです。
イントネーションとは文章の中での音の強弱です。
「Mastering the American Accent」で基本的な事項を抑えた後は、ひたすらリアルな英語を聞いて体で覚えるようにします。